医師会について

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会長挨拶

 神戸市北区医師会のホームページご覧いただきありがとうございます。

 神戸市北区医師会は、神戸市を構成する9行政区の一つである神戸市北区をエリアとする医師会です。北区は神戸市の約44%を占める広域で、区内に2区役所(北区役所、北神区役所)が設置されている区です。
当区域の医師会組織は、日本医師会、都道府県医師会の兵庫県医師会、郡市区医師会の神戸市医師会、神戸市北区医師会の四層構造です。神戸市医師会は、9行政区の各区医師会の連合体で、神戸を代表する医師会であり、当会は神戸市医師会や行政等と連携し、日々活動を行っています。

 北区内の診療所、病院等の院長や、勤務する医師の多くが当会に在籍しており、現在の会員数は約300名以上となっています。また、会員の多くは日本医師会の会員でもあります。

 当会は、昭和48年に行政区の兵庫区より北区が分離独立した際、医師会も兵庫区医師会より分離独立しました。
当時の北区は、人口11万人で、山野の開拓、宅地造成など開発途上な地域で、医療資源も乏しく無医村状態の地域も多くありました。発足時は50余名の会員で多くの住民に医療を提供しなければならず、先輩方は団結し、「地域住民のために医療を以って奉仕し、その会員の共存共栄と福祉の増進を」をモットーに掲げ、地域医療を充実させるため活動を開始しました。「北区の発展とともに北区医師会も発展成長する」の思いは当会の根幹となっています。

 乳児から100歳を超える超高齢者まで、妊娠出産の誕生から亡くなるまで、その生活を医療で以って支援することが医師の務めであり、かかりつけ医の使命です。一人の医師でできることではなく、関わる医師の連携があって可能となることです。この連携の強化、医師への支援が当会の務めです。
また、普段の診療業務以外の、小児の予防接種、健診、保育所幼稚園の園医、学校医、産業医、各種検診事業、高齢者予防接種、介護保険事業、認知症検診、小児救急、休日急病診療などを会員皆で負担し、協力・出務を行っています。これらの業務は、地域の公衆衛生上重要なことであり、安全で安心した生活がおくれるよう支援するためです。

 全ての世代の北区住民が、安全で安心して生活できるよう支援することが、今後も変わることのない使命ですが、当会だけで叶うことではありません。そのために、行政や歯科医師会、薬剤師会の三師会、医療・介護・保健の多職種の関係者等と連携が必要であり、それら連携に従事する会員・同志を支援することも当会の大事な使命です。

 設立より50余年たち、時代背景も大きく変化しています。医学は日進月歩で進歩・発展しており、医療環境もそれに伴い目まぐるしく変化しています。その変化する状況下においても当会の立ち位置は変化なく、地域医療の充実に努めてまいります。

北区の住民にとって身近な医師会で有りたいと思っています。今後も皆様のご協力おねがいします。 

会長 入 江 正 一 郎

概 要

団体名神戸市北区医師会
所在地〒651-1243
神戸市北区山田町下谷上字池ノ内4-1 箕谷会館2階
TEL:078-581-3470
代表者会長 入江 正一郎
設立日1973年8月1日
会員数313名(2025年4月現在)
所属施設数152施設(診療所 127、病院 20、介護老人保健施設 8)

活 動

会員相互の連携及びスキル向上のための会合、講演会、勉強会等を開催しています。
また、医師のみならず関連他職種との連携・協力体制構築のための各種会合も開催しておりますので、会員の方はぜひご参加ください。
神戸市健康局や保健所に協力し、区民の健康のため公衆衛生面での一役を担っています。
乳幼児健診、介護認定審査、学校医、急病診療所等への出務など、多数の業務に当会員が協力しています。
平成24年より三師会・行政とともに、身近な健康問題をテーマとした区民対象の「北区健康講座」を開催しています。